両太もも後部の痛み
太もも後側が歩行時もしくは座位から立つ時に痛い、それも両側共。
足の痛みの多くは腰椎が原因の場合が多いです。（椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など）
ただしこれらの場合、痛みは両側同時に痛む事は無く、必ず片側だけ痛みます。（腰椎すべり症の場合は両側同時に痛みますが稀です。）
両太もも後部同時の痛みは、多くの場合骨盤に問題が在ります。
太もも後部を総称してハムストリングスと呼びます。
これらの筋肉群の多くは骨盤の座骨周辺に付着しています。
それ故に、骨盤の問題はダイレクトにハムストリングスに影響を与えます。
痛みが無くても、ハムストリングスがこわばり易い、つり易い、肉離れを起こし易い等の症状が出てきます。
補足なのですが、腰椎に問題が在る場合の痛みやしびれは、坐骨神経の走行上、つまり脚の外側に出るのが特徴です。
骨盤の問題による痛みは太もも後部に全体的に発生します。
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