痛み止めのリスク
50代女性が膝の痛みで来院されました。
痛みが出て、整形外科に行かれて痛み止めを頂いて服用していたそうです。
最初は調子が良く中止していた運動も週2回できるようになったそうです。
しかし2週間目位から、徐々に痛みが出て来て、3週間目には痛みは以前より強くなり、薬を飲んでもあまり効かなくなって来たそうです。
また薬の副作用で脚に「むくみ」が出て来たために、薬の量を減らさざるを得なくなった為に、更に痛みは増したそうです。
これが痛み止めの恐い所です。
間違っていけないのは、痛み止めは「痛みだけを止めるだけ」で、「痛みの原因を治している訳では無い」という事。
つまり痛みの原因は残っているにもかかわらず、薬のみによって以前と同じ生活パターンに戻る事が、どれだけ負傷部位に負担をかけている事になるのか。
痛み止めを否定する訳ではありません。
しかし痛みの原因が残ったままでの薬の長期服用、また薬を飲んでの運動が如何にリスキーかを知っておくべきです。

