シンスプリントについて(間違った処置)
シンスプリントの原因となる後脛骨筋は足底内側のアーチを支えている筋肉です。
この筋肉に痛みが出ると当然、この筋肉の負担を軽減すれば痛みも軽くなると考えがちです。
そこで足底の形に沿った靴、もしくはインソール等を使用しアーチを下からサポートして筋負担の軽減を図ろうとします。
しかしシンスプリントになった方はおわかりと思いますが、この方法では一時的に痛みが軽減してもまた必ず痛みは再発します。
ここで大切なのは、何故後脛骨筋が硬くなったか?です。
原因は、足底アーチの柔軟性がなくなった為。
筋肉は適度な負荷がかかる事によりその柔軟性を維持できます。
アーチの柔軟性がなくなると、後脛骨筋にかかる負荷は低減しその結果、柔軟性が低下していき硬くなります。(機械のオイルシールに時々油をささないと劣化するのと同じです。)
その状態で更にアーチの動きを、靴やインソールまたはテーピング等で制限すると症状は悪化の一途を辿ります。
多くの場合ここを間違っているので、結果として非常に治りずらい疾患として認識されてしまっているようです。
#長崎市整骨院 #シンスプリント

