いとうコラム

50年間痛み続けた親指。


50年間痛み続けた親指。
60代の女性の腰を治療している時に、小学校の時に突き指した所が未だに痛く、何とかなりませんか?と相談を受けました。
今まであらゆる治療をしてきたのですがどれも効果がなく諦めていたそうです。
診ると親指の関節の靭帯が一ヵ所伸びたままになっており、それが原因で関節が安定せず長年の痛みとなっていました。
この様な靭帯の損傷はレントゲン、CT、MRI等には現れないので見過ごされている事が多いです。
治療は簡単で、伸ばされている靭帯をテーピングで固定するだけですが、負傷してから時間が経っていますので3ヶ月ほどかかります。
但し、この損傷した靭帯を特定するのが難しいために、この様な問題が時々見受けられます。
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