陸上競技をされている人へ。
陸上競技をされている人へ。
多くのスポーツ選手を診て来ました。
そこで感じるのが皆さん、自分のパワーを十分に出し切れていない事。
一番多いのは足の重心が狂っておりパワーを地面に伝えきれていない事。
足の指の付け根を触ってみて下さい。
何処が硬くなっています？
親指側が硬くなっていたら重心は狂っていません。
これが小指側に行くほど重心は狂っており脚のパワーを地面に伝えきれていません。
次に多いのが膝を完全に伸ばせない事。
膝が僅かに曲がっている為にこれがパワーロスになります。
そして何より膝を壊し易くなります。
そして最後に腰が伸ばせない事。
これは自分ではなかなか気づき難く解り難いと思います。
（恐らく自分は大丈夫、と思っているでしょうがこれも非常に多いです。）
腰の伸びはストライド（歩幅）に大きく関係します。
例えば脚が５°大きく開くようになったとするとストライドは7cm伸びます。
計算し易い様に５cmストライドが伸びたとしましょう。
そうすると
１０Kmで５００ｍ（タイムにして3分）
２０Ｋｍで１０００ⅿ（タイムにして6分）
４０Ｋｍで２０００ｍ（タイムにして12分）
普段から腰を伸ばす習慣をつける事によってストライドは大きく変わってきます。（結果タイムもアップします。）
そして殿筋やハムストリングの負担も減り疲れにくくなります。
ここに挙げた３つで本当に多くの人がパワーロスしています。
これらはアマチュアのみではなくプロスポーツ選手もここに気付かずケガとかに悩まされている方は多いです。
