いとうコラム

患者様の施術日記(手術を勧められた脊柱管狭窄症)


・Kさん (80代)男性 (手術を勧められた脊柱管狭窄症)
「ここに来るのに3回も4回も休まないと歩ききれんとよ」…Kさんは当院から徒歩で10分位の所にお住まいなのですが、来院するのも大変苦痛な様子でした。
これは、間欠性跛行という脊柱管狭窄症特有の症状で、10m程歩いては止まり、また10m程歩いては止まりの繰り返しで外出もままならない状態でした。
M病院で手術を勧められたものの、「出来れば手術しないで治したい。何とかならないか…」との思いで来院されました。
診てまず気付いた事は股関節に大きなゆがみがあり、それにより臀部の筋肉がひどく緊張しているという事。
この臀部の下を脚に伸びる神経が走っている為、臀部の緊張は脚の様々な問題の原因となり得るのです。
また、Kさんは足首にもゆがみがありました。
これらの問題が重なり間欠性跛行という脊柱管狭窄症の症状を呈していました。
Kさんは股関節と足首のゆがみを正す施術をおこなった事で、症状は消え「もう一回も休まずに歩いて来れるよ」との事。
そして、今では口癖の様にこう言われます。
『慌てて手術を受けなくてホント良かったばい』
ご予約・お問い合せ