股関節痛（Ｘ線に現れてからでは遅い）
初期の股関節の問題はＸ線等には出ません。
Ｘ線に出る時は、中程度以上進行している時です。
股関節の問題は関節にかかるベクトル（負荷とその方向性）の問題です。
それ故、目に見える（Ｘ線等に映る）問題ではありません。
股関節にかかるベクトルに異常が発生すると、鼠径部や股関節の痛み、可動域の減少等が現れ始めます。
恐らくこの段階で、Ｘ線に大きな異常は認められないはずです。
それが少し進むと、歩行痛やクリック音等が出てきます。
多くの病院等では、「Ｘ線に異常は見られないので、もう少し様子を見ましょう。」という診断がくだるはずです。
しかしこの前兆を見逃してはいけません。
ここでちゃんとした治療をするしないで、将来に大きな差がついてきます。
最初にに述べましたが、Ｘ線等に異常が出る時は、関節の浸食、更に変形が進んだ時です。
