いとうコラム

喘息について


喘息について
喘息は自己免疫疾患により気管が過度に収縮して呼吸困難になる病気です。
この喘息を更に助長する事があります。
それがいつも注意喚起している姿勢の問題です。
腰や背中が丸く伸ばせない人は、まず横隔膜の動きが悪くなります。(詳しくは「いとう整骨院の施術日記(332)にあります)
更に、肋骨の動きも悪くなるので、呼吸運動の要となる横隔膜と肋骨の運動が制限される為に、呼吸自体が非常に出来にくくなります。
そして肋骨には斜角筋という呼吸の補助をする筋肉が付いており、上記の様に肋骨の動きが悪くなるとこの斜角筋に負担がかかりその筋は硬くなってきます。
この筋は気管を斜めに横切るように走っているので、硬くなると気管を圧迫する事になります。
この様に、姿勢の問題が呼吸運動自体を制限し、更に補助筋への負担が直接的に気管を圧迫するという悪循環に陥ります。
喘息を持たれている方が上記の理由で更に悪化する事もあるようです。
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