右肩の痛み
60代男性、溶接工の方が右肩から肘にかけての痛みで来院されました。
3,4日前から痛み始め今は歩いても痛いそうです。
腰、背中、首を調節し様子を見て頂きました。
日中は良かったのですが、夜になってまた痛み出したとのこと。
範囲を広げて診ていくと、手首のアライメントがくるっていました。
手を握る方の筋肉が緊張して、それに対する伸ばす方の筋肉に負担がかかり過ぎ
筋膜を介して肘や肩まで影響が出ていました。
腕の筋緊張を緩め、曲げる側と、伸ばす側のバランスをとりました。
これで大部分の痛みは取れました。
あと肩関節の微調節で完治しました。
この症例のように痛みから離れた所に、
本当の原因があることも多々あります。
私自身もこういう症例にあうたび痛い一点に集中し過ぎないよう、
体全体を多角的に診るように心掛けています。
*施術記録の後に、食生活について(知っておいていただきたいこと)を
連載していますので、時間のあるかたはそちらも読んでみてください