いとうコラム

ふくらはぎの静脈瘤について。


ふくらはぎの静脈瘤について。
静脈瘤とは静脈がミミズの様にふくらはぎ表面に現れてくる症状で主に中高年以降の女性に多いようです。
脚のメインとなる静脈は脚の深い所を走っており大部分の静脈血はそこから心臓に戻っていきます。
しかしこのメインの静脈が十分に働かない場合は、サブの静脈(伏在静脈)を通り静脈血を心臓に戻そうとします。
(幹線道路で事故が起こった場合、わき道になだれ込む車の様なものです。)
しかし、あくまでもサブの静脈なので当然キャパオーバーします。そしてキャパオーバーした静脈は太くなり静脈瘤がふくらはぎに現れます。
ではなぜメインの静脈の働きが悪くなったのか?
その原因は足底アーチの柔軟性の消失です。
詳しい説明はややこしくなるので割愛しますが、足底の関節や筋肉の硬化が原因でメインの静脈の流れは悪くなります。
今主流の足底の形に沿った靴は足の柔軟性を低下させ様々な問題を発生させています。静脈瘤もその一つです。
身体に対して過保護すぎると、人本来の機能が損なわれていきます。
テキストの画像のようです
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