ビタミンC(天然or人工)
サプリメントでメジャーなビタミンCですが
天然の物(ビタミンC )と人工の物(アスコルビン酸)に効果の違いはあるのでしょうか?
大きな成分の違いはビタミンC にはバイオフラボノイドが含まれており
アスコルビン酸は含まれていません。
ビタミンC の働きで重要な成分はこの成分(バイオフラボノイド)です。
ご存知の通りビタミンC にしてもアスコルビン酸にしても体内の
活性酸素(フリーラジカル)を中和させます。
その後、ジヒドロアスコルビン酸となって尿から排泄されます。
アスコルビン酸の場合これで終了なのですが、ビタミンC にはバイオフラボノイドが含まれています。
これにより体内でリサイクルでき再度、抗酸化物質として効果を表します。(*1)
その他バイオフラボノイドはビタミンC と共に作用し血管を強化し
風邪、インフルエンザなどの感染症予防、抗炎症作用を持ちます。
上記の様にビタミンC の効果を最大限に発揮するのは、天然のビタミンC です。
*1 ビタミンC は2つの電子を持ったビタミンで
この電子をフリーラジカルに差し出してこれを安定した形にします。
電子を失ってジヒドロアスコルビン酸になったビタミンC はミトコンドリアから
電子をもらい再びビタミンC となります。
このミトコンドリアの酸化を防ぐのがバイオフラボノイドです。