陸上選手は必ずタイムがアップするお話。
走行時のストライド(歩幅)が伸びると当然タイムも伸びます。
3㎝幅と4㎝幅のコンパスをピボットターンさせといくと10回目には10㎝の差がつきます。(当たり前ですが)
走行時も同様に数センチの差は距離が長ければ長いほど差がついてきます。(ここて言うストライドが伸びるは、無理して伸ばすのではなく、いつもと同じ様に走っても結果的に伸びていると言う事です。)
ストライドは蹴る力は勿論ですが、それプラス股関節の前後方向への開き、骨盤の回転、腰椎の反り、胸椎の捻りがプラスされ最終的にその方の無理をしない自然なストライドが出来上がります。
しかし多くの方は股関節か硬く、骨盤は回転せず、腰の反りも無く、胸椎も硬くなり捻じれが不十分です。
その結果、ストライドは短くなり逆にそれらの硬さを筋肉で補う為に、身体を伸ばす筋肉、特に殿筋とハムストリングスに負担がかかりそこの筋肉は疲労し易い状態になっています。
(ハムストリングスを痛めやすい方にこのパターンは時々見受けられます。)
この様な関節が硬くなる原因は「姿勢」です。
座位の時足を組む~股関節が硬くなる。
ソファの様な柔らかい椅子に座る~骨盤の回転が無くなる。
座位で腰が丸まっている~腰椎の反りが無くなる。
PCや携帯を見ている時に背中が丸い~胸椎の捻りが無くなる。
みなさんそれぞれの競技で多くの時間を練習に割いているはずです。
その努力を無駄にしない為にも、アスリートは自分の身体のコンディションにもっと気を使うべきです。
ちなみに走行時、股が5度多く開けば、歩幅は7cm長くなります。
40㎞に換算すると約2㎞の差がつきます。
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