熱中症の恐怖
この投稿は去年もアップしましたのですが、今年の夏も暑くなりそうですので再度注意喚起の意味もあってアップします。
特に高齢の方、もしくは家族に高齢の方がおられる場合、一度目を通して頂ければと思います。
熱中症の恐怖(長文です。)
今回は施術日記ではなく私自身が熱中症になりましたのでその時のことを述べたいと思います。
草刈り等や運動時に軽い熱中症になった事がありましたので、その兆候を知っていましたし体力には自信がありましたので、まさか自分が今回のような目に合うとは思ってもいませんでした。
午前中で仕事が終わり後片付けをした後ソファに横になって休んでいてそのまま寝込んでしまいました。その時点で部屋が結構冷えていたので冷房を切っていました。
一時間位たったころに吐き気で目が覚めました。
しばらく座って「何か悪い物でも食べたかな?」と考えていたら猛烈に具合が悪くなり立つこともおろか座っていることも出来ませんでした。
この時に熱中症だとわかりました。
視野が次第に狭くなってきて意識が段々薄れてきたので危ないと思い119にTelしようとしましたが電話機まで行けませんでした。
何とか冷房のスイッチだけ入れることが出来て冷房機の下でしばらく動けませんでした。(意識も暫く飛んでいたようです)
偶然冷風が当たる場所に倒れていたために30分位した時に少しずつ意識が戻ってきて一時間後位に何とか起き上がれました。
それから水分補給をしてアイスパックで体を冷やしてやっと動ける様になりました。
就寝中に熱中症で亡くなる方のニュースをよく耳にしますがその意味がよく解りました。
動いて熱中症になった時と就寝中に熱中症になった時の症状は全く違います。
前に書きましたが動いて熱中症になる時はその兆候がありますが就寝中に熱中症になった場合ほとんど兆候が無く気付いた時にはもう動けなくなっています。
特に年配者があの状態で自分でTelして救急車もしくは知人を呼ぶのは至難の業です。(私も冷房のスイッチを入れるのが精一杯でした。)
今回の事で熱中症の恐ろしさを実感しました。「あの時冷房のスイッチを押せなかったら」と考えると今でも怖くなります。
寝る時に冷房を入れ続けると夜中に寒いかもしれませんが死ぬよりましです。寒かったら薄い布団をかければ問題ありません。
繰り返しますが就寝中の熱中症は皆さんが考えている以上に危険です。