腹筋の重要性
腰痛を頻繁に起こす人に比較的共通するのが腹筋の弱化です。
体を動かそうとする時、まず収縮するのが腹筋で、
そうすることにより、まず腰の安定性を高めます。
腹筋は縦方向だけではなく、横、斜めと複雑に走っており
あらゆる方向の外力に対応できます。
この腹筋が弱くなっていると、腰が安定しない状態で負荷がかかる為
腰を痛めます。
例えば物を拾おうとチョット腰を曲げた時や、
座位の状態から急に立ち上がろうとした時、に痛めたりします。
腹筋運動のやり方ですが少し要領があります。
仰向けで膝は90度程曲げます。
手は組んで頭の後ろに置きます。
その状態で自分のおへそを見ます。
この時完全に起き上がる必要はありません。
回数は個々の体力に応じて5回から20回程度。
これを1日2,3セット。
少ないようですが、元々筋肉が弱っているのでこれで十分です。
(これは腰痛対策の腹筋運動であり、スポーツの為ではありません。)
腹筋を強くするということは、
腰に超高性能のコルセットを付けているのと同じことです。
腰に不安がある方は少しずつ始めてみてください。
あと歩くことも忘れずに。
*施術記録の後に、食生活について(知っておいていただきたいこと)を
連載していますので、時間のあるかたはそちらも読んでみてください。