水、飲んでますか?
健康にとって、良質の水をたくさん飲むことは、
正しい食事に匹敵するほど重要です。
体に備わった自己治癒システムの主作用のひとつは血液の濾過です。
その作業のほとんどは腎臓が行います。
腎臓は効率のいい、コンパクトな濾過器です。
心臓、血液、腎臓は3つでひとつの機能単位をなして
常にそれ自身を洗浄、浄化し毒性の代謝産物と、
何らかの形で体内に入ってくる有害物質の分解産物を残らず捨ててくれます。
但し、この浄化システムは、余剰物を捨てるに十分な量の水が流れている時にかぎって
効率良く作動することが出来ます。
水分の不足は血液浄化という作業にとって最大の脅威になります。
発熱、感染、下痢、薬物を摂取している人、高温下で激しい労働や運動を
している人は、十分な水を飲まないとたちどころに危険になります。
それ以外の人でも十分水を飲まなくてもすぐに影響が出るわけではないですが
血液の浄化が最適の効率で働くことを妨げることになるので
将来様々な病気になるリスクを高めます。
ではその水をどれくらい飲めばいいのでしょう。
目標は1日約2リットルです。
それも良質の水が望ましいです。
アルコール、カフェイン飲料(コーヒー、紅茶、コーラ)は利尿剤で泌尿器を刺激します。
フルーツジュースは糖分の濃度が高いので大量に摂取するべきものではありません。
牛乳はタンパク質であるため、腎臓を助けるどころか、腎臓に負担をかけています。
ただの水が嫌だという人は、非カフェイン系のお茶やミネラルウォーターをお勧めします。
水をたくさん飲み、水不足からくる腎臓の負担を軽くしましょう。
*施術記録の後に、食生活について(知っておいていただきたいこと)を
連載していますので、時間のあるかたはそちらも読んでみてください。